今日はとても天気が良いので今度、京都の大学で開かれるあかりのワークショップに使われるもみ紙を作っています。
和紙にこんにゃくのりを塗るだけで毛羽立ちを抑えられ、そしてパリパリ感がでて紙が強くなります。
水、一リットルに対してこんにゃく粉が5gを入れ溶けきるまで混ぜます。
するとこんな感じに!
溶いたのりを刷毛で一枚一枚塗り
乾かします!この紙はもみ紙なので皺が入っても大丈夫です。
早く乾くように風をあてます。
そのあと手でモミモミして皺を入れこんにゃくもみ紙となります。
もっと強くしたい場合はその塗った紙を乾燥して石灰の入ったお湯で煮るとこんにゃく糊がアルカリ性と反応してコーティングのようになりもっと強い紙になります。
塗って乾燥して、アルカリで煮て乾燥して、水で洗って乾燥の工程を何回も何回も繰り返せばそれはそれはとても強い強製紙となります。
でも今回はそこまで強度を求めていない為アルカリでは煮ません!
ここでこの紙は出来上がりです。
ゴワゴワした質感の良い紙になりました。
昔の人の知恵は本当にすごいです。勿論、このこんにゃく粉は食べるこんにゃくの原料です。
余談ですが和紙×こんにゃく粉で以前すごい物が作られていました。
有名な話ですが初めて聞いた時は衝撃でした。
風船爆弾。
検索してみてください。