written
by kamishikou
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
カテゴリ:建築・インテリア( 13 )
京都の旅館
続けてご紹介させていただくのは京都の旅館、松井旅館様の照明も土入り紙を使って頂きました。制作はいつもお世話になっている京都のあかりデザイン工房の田畑様です。土でこんな感じに模様を入れてほしいとラフスケッチを頂き紙を制作しました。2660mm×1270mmの大判で紙を漉き使うサイズにカットした後にこんにゃくコーティングしました。どうしてもこんにゃく加工をするとシワが多く入ってしまいますが照明を制作する際きれいに伸ばして貼って頂きました。ロビーの天井に大きなサイズが4つ。写真では分かりづらいですがとても迫力があります。
d0171305_1250852.jpg

d0171305_12511532.jpg

自分の紙がいろんな所へお嫁に行ってますので楽しみになってきました。
京都に行く楽しみが一つそしてまた一つ!
田畑様ありがとうございました!
[PR]
by kamishikou | 2013-06-10 12:57 | 建築・インテリア
ふくや飯塚店
前回の土入り紙の続き。
土を使った紙は何通りかサンプルを作りましたが多くは紙倉庫の中に眠っています。無理に提案するのではなく時が来た時に自然に紙になればと思っていました。と言うのは全くの嘘で今回の紙は量産が簡単に出来ないので問題が解決してから提案しようと思っていました。(笑)
ふくや、飯塚店の店舗改修で使用する紙をtsukumo 吉村様からご相談を受け訪ねて頂いた時にうっかり紹介してしまい気に入って頂きました。自分はデザイナーや作家ではないのでこんな仕事がない限り新しい紙に挑戦する機会がありません。こんな紙が欲しいと相談をしてもらえると自分のスキルアップにも繋がります。とてもありがたい事です。いろんな問題が山積みでしたが一つずつ問題をクリアーでき何とか量産する事が出来ました。結果注文枚数の3倍漉きましたが・・・。今回で自分の紙にする事が出来ました!

紙を使って頂いたのは照明の部分です。
d0171305_10555534.jpg

アップ
d0171305_105804.jpg

photo : SHIGETA SATOSHI

tsukumo 吉村様のHPに多くの写真がupされていますので是非ご覧ください!
[PR]
by kamishikou | 2013-06-10 11:09 | 建築・インテリア
7月30日オープン、福岡市薬院の水炊き屋さん
今回、浅野デザイン事務所様のご依頼により博多水炊き『とり田』の天井と建具の紙を納品させて頂きました。紙漉思考室は基本フラットな紙を求め仕事をしておりますが、使い方によって紙の質感を大きく変える事もあります。今回は楮をソーダ灰で煮て、丁寧にちり取りをし、溜め漉きの道具に原料を流し込み、わざと流し痕をつけました。
d0171305_11231174.jpg
一枚の紙で見ると???な紙も天井に貼ると不思議に落ち着いた艶な天井になりました。現場に1度伺いましたが、接待や遠方からのお客様をもてなす場所としても最適な空間になっていました。是非行ってみてください!詳細は後日upさせて頂きます!
[PR]
by kamishikou | 2012-07-28 11:38 | 建築・インテリア
熊本より学生さんが見学にいらっしゃいました。
少し前ですが熊本大学の建築学科の学生さんが紙漉思考室に見学に来てくれました。学生さんが主体となっているプロジェクトでニレノキハウスと言うのがあります。詳しくはこちらをご覧ください!その中の一部屋で紙の空間を作りたいと相談を受けました。まず紙はどうやって出来るのか?など基本的はお話をするために、前半は紙漉思考室の仕事場の見学や紙作りの説明、後半は昨年家のリノベーションをして頂いたDesign nico の松田様に素材としての紙のお話をして頂きました。
d0171305_1825856.jpg

一つ一つ丁寧に紙だけではなくいろんな素材の事を話して頂き学生さんも興味津津でした。松田さんのレクチャーはとても贅沢な時間で自分も一緒に聞いていると何だか学生に戻った気分になり(笑)その後お茶を飲みながらみんなで話をしていると予算の話になりました。どうしても予算が厳しいので機械のロールの紙も考えているとのこと。けど若い方に和紙を触れて頂くチャンスなので出来るだけ頑張りたいと思います。使ってもらう事で和紙の良さを再確認してもらい今後につながれば・・・。現段階ではどのようになるか分かりませんが進み次第アップしたいと思います。
[PR]
by kamishikou | 2012-06-27 19:00 | 建築・インテリア
天井に紙を貼る
家を建てるお客様から「和紙を天井に貼りたい」、とご相談を受けたのが昨年末、先週完成してお引越しをされました。写真を頂いたのでご紹介させていただきます!今回は出来るだけ自然の素材を使いたいという事で天井は和紙、壁は珪藻土をお客様自ら施工されました。天井なので表具用のでんぷん糊のみでべた貼りです。940mm×640mmの紙、約200枚を貼るのはとても大変です。微力ながらほんの少し手伝いをさせて頂きました。

紙を貼る下準備としてボードのパテ埋めをします。凸凹が多いのでご主人がサンダーで削ります。
d0171305_858497.jpg

その後貼るのですが、ここで問題が発生しました。お客様にパテの色をボードに合わせる事をお伝えするのを忘れてしまいパテを水性ペンキで塗りました。お仕事増やして申し訳ございません。下張りをする場合はそこまで気にする必要はありませんが直張りはどうしても出てきやすいです。大まかに色を合わせると大丈夫でした。
d0171305_985495.jpg

紙は白ではなくオフホワイトで繊維のスジなどが入った紙がご希望でした。
d0171305_9272868.jpg

d0171305_9233547.jpg

d0171305_9435668.jpg

d0171305_9451781.jpg

d0171305_9521155.jpg

部屋によっては、ご自分達で染められた柿渋の紙を貼られました。
d0171305_9582430.jpg

d0171305_1025346.jpg

今回はお客様自ら施工されました。そうすることにより、業者の方にクロスを施工してもらう値段と和紙の値段は同じくらいだったそうです。和紙を貼って良かったと仰って頂きました。天井は少し大変ですが、壁ならまだ貼りやすいです。紙を使いたいとお考えの方お気軽にご相談ください!

T様本当にお疲れ様でした。そして写真ありがとうございました!


d0171305_10124524.jpg

[PR]
by kamishikou | 2012-04-20 11:13 | 建築・インテリア
BIZCOLI
一つ前のブログで紹介しましたtgdの高須学様デザインの会員制ライブラリーBIZCOLIがオープンしました。紙漉思考室はカウンターとライトのシェードに紙を使用して頂きました。突板工場にお邪魔したのはガラスに和紙を貼る際、圧をかけて貼って頂く為でした。このガラス+紙がカウンターに使用されます。
d0171305_10373467.jpg

裏の方を見ると紙に圧がかかっているのが分かります。(右下はガラスに貼っていないため凸凹してます。)
d0171305_1045322.jpg

圧をかける事によって紙の見え方が変わり、気泡も入りません。
オープン前に少し見学させて頂きました。このようなカウンターが2つあります。横のカウンターでは夜にお酒が楽しめるそうです!
d0171305_1055227.jpg

ライトのシェードはシンプルで存在感があり自分も欲しくなりました。yamagiwa様、制作なのでクォリティーが高かいです。サイズは3種類ありました。
こちらは中です!
d0171305_1144111.jpg

見えにくいですが、ソファーの横にあるこちらが小です。
d0171305_1172835.jpg

大は残念ながらオープン前で作業をされていたので写真は今回ありません。
デスクの所にどどどどどーんと複数おいてありました。とても素敵でした!後日、写真を頂いたらupします。
d0171305_11342877.jpg
こちらのライブラリーでは自然素材を多く使用されています。上の写真のタイルの素材はは火山灰。木を薄く薄くスライスして加工したパーテーションそして紙などなど。その横には読みたくなるような本がセレクトされ、ゆっくりと座れる高須様デザインのソファーがあります!いっぱい写真を撮りたいと思いましたが実際に行って頂きたいので紙の所しか撮っていません。実はこちらのライブラリービジターでも利用可能なので是非行ってみてください!今回もいろんな発見があり勉強させていただきました。いろんな素材がある中厳選して組み合わせ、それを形にするデザイナーの方にはいつも刺激になります。今回も高須様ありがとうございました!
紙を使ってみたい方是非お待ちしております!
[PR]
by kamishikou | 2012-04-11 11:59 | 建築・インテリア
アルミに和紙を貼る
少し前に施工させて頂いた施設の写真を頂いたのでご紹介します。
建築事務所は株式会社 古森弘一建築設計事務所様です。今回、紙を使う場所は少し特殊な場所で、もし火災などが起きた時に煙が動かないようにする仕切り(パーテーション)の部分の一部です。デパートなどはガラスなどが良く使用されています。今回は燃えない生地を上から吊るしてアルミの板を下につけ中に照明を入れる。自分で文章を書きながらどう書けばよいか???になってきました(笑)
なので写真をご覧ください!
d0171305_11354899.jpg

d0171305_11363858.jpg

拡大です!この部分です!
d0171305_11444741.jpg

それでも分かりにくいですね(笑)紙を貼った物はこちらです。
d0171305_11582227.jpg

シワ紙を表具師の川口さんに裏打ちをしてもらい初めてアルミに貼りました。
なぜこの場所にわざわざ和紙を貼るのか???かなり見えにくい所に和紙を貼る理由を古森さん、スタッフの橋迫さんから伺って納得しました。
こちらの建物は特別養護老人ホームなので入居するお年寄りの方が少しでも落ち着いた雰囲気になるように、質感を和らげるために和紙を使用するとの事。
住む方の事を考えて使って頂いた紙はあまり目立つ物ではありませんが、空間に上手くなじめたと思います。
この建物の写真撮影は新緑の季節に行うそうなので、その時に紙を貼った部分の詳しい写真をまた紹介できたらと思います。
[PR]
by kamishikou | 2012-03-07 13:51 | 建築・インテリア
お邪魔して少し経ちますが・・・。
ポココロデザインの大平さん設計のオープンハウス薬師の家にお邪魔しました!
d0171305_1742471.jpg

この家は大平さんのご両親の為に設計されたお家です。とても親孝行な家です!
今回、紙漉思考室の紙を建具に使って頂きました。ありがとうございました!!
d0171305_17463258.jpg

遠くから見ると普通の白い紙ですが、近くで見ると、
d0171305_17503827.jpg

細かい落水となっております。
毎日見るものなので飽きのこないシンプルな紙となっております。サイズは2660×1270や2660×1270の大きな和紙を使用しました。
光の当たり方でテクスチャーが微妙に変わります。今回のオープンハウスを見て七山renovationでもこの紙を使用する事を決めました!

壁と同化して分かりにくいですが、一階の和室の襖にも使って頂きました。

d0171305_18102762.jpg

これまた近くに寄ると
d0171305_18123727.jpg

凸凹しております。


素敵なお父様の書斎は光が多く入るので、普通の障子の紙の4~5倍ほどの無地の紙を!

d0171305_18195389.jpg

d0171305_1822894.jpg


年々、和紙を使用する建具が減ってきてますが、このように生活の一部に思考室の紙が溶け込めたらとてもうれしく思います。
大平様、ご家族の皆様本当にありがとうございました!

それと、本ありがとうございました!今度お返しに伺います(笑)


せっかく鹿児島に来たのでいろいろ満喫しました。
d0171305_18425795.jpg

d0171305_18435742.jpg

また次回、岡本仁さんの「ぼくの鹿児島案内」を片手にゆっくり鹿児島行ってみたいと思います。
[PR]
by kamishikou | 2011-12-13 18:58 | 建築・インテリア
七山renovation その4
renovationするに上で重要なことはいくつもありますがその中の一つ!
二階は本来、蚕部屋だった為、断熱など全くありません。そして隙間風!これを解消する為にいろいろと悩み考えた結果断熱材を吹き付けることに。。
d0171305_16412193.jpg

私は知りませんでしたが、壁にウレタンを吹き付けるとモコモコ膨らみ狭い隙間に入り込み固まります。
これで断熱効果万全!!何といってもテントウムシの侵入不可なので◎です。

天井が高いので足場を組んであります。
d0171305_1655148.jpg

吹き付けの後、ボード、シナベニヤも貼り
d0171305_1732962.jpg

いよいよ次回紙貼りの結果を・・・。


今回のrenovationは当初二階だけを考えておりましたが、少しだけ一階の玄関も手を入れることになりました。
d0171305_17141614.jpg

長年お世話になった暖炉は取り外し今回新しくこちらを!
d0171305_17235810.jpg



実は今日、無事設置でき火入れ式でした!家族全員大喜び!!次回は詳しく紙貼りと暖炉のお話を書きたいと思います。
本日はファイヤーワールド福岡の野中様Design nico の松田様本当にありがとうございました!
[PR]
by kamishikou | 2011-12-01 17:37 | 建築・インテリア
七山renovationその2
最近、自分が仕事をする上で「餅は餅屋」だと強く感じます。紙漉思考室は素材屋で、その紙をうまく使ってくれるデザイナーさんや建築家さんがいる。そして加工してくれる印刷屋さんや表具師さんなど。
部門、部門の専門家と話し合いながら進めていく楽しみが仕事にはあります。
いろんな会話で可能性も広がります。。

以前も書きましたがこの家は25年間あまり考えずに改築、改築、の繰り返しでまとまりのない空間になっていました。その時その時の大工さんに、あーしてほしい、こーしてほしいという感じで改築して今に至り・・・。
大工さんは建てるのが仕事。設計するのはやはり設計士さんだと(笑)
なので今回二階だけは一階とは別の空間にしたいので予算が少ないにもかかわらず恐縮でしたがDesign nicoの松田さんに相談しました。
虫の問題、将来の子供の成長の事など考えての2階のリノベーション。松田さんも小さなお子さんをお持ちなので子供の目線になって考えてくれる事やこちらの要望を聞いてその答えを適切に素人でも解りやすく提案してくれるので安心できます。そしてとても頼もしくあります。松田様心より感謝します。

とりあえず今回は壁を作るために煤竹を外します。
d0171305_15535652.jpg

一本一本が長いので約3メートルにカットしてもらい徐々に
d0171305_163733.jpg

これはほんの一部です。
d0171305_1674051.jpg

この竹を丁寧に磨くと
d0171305_16102236.jpg

父は柱とこの煤竹が気に入りこの家を購入したそうですが磨けば磨くほどその理由に納得です。
丁寧に選別していると中には虫が食べている物も!
昔から竹八木六と言われるように旧暦の八月(今は九月くらい)に伐採しないと虫が入っていると言われます。
紙漉きでも竹を使う事があります。取る時期を間違えると虫が高確率で入っています。

この煤竹とても大切な物ですが保管場所に限りがあるため少しだけ販売しようと思います。
もし大切にご利用してくれる方がございましたら、メール下さい。お待ちしております。

つづく
[PR]
by kamishikou | 2011-10-24 16:42 | 建築・インテリア